キンポウゲ科 Ranunculaceae-3
世界に62属、約2,240種が知られ、日本には21属、141種が自生する。
オウレンの3変種の検索表 (Flora of Japan 2bから調整)
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変種
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分布
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複葉
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小葉の長さ×幅
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小葉の切れ込み
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花茎
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| キクバオウレン |
北海道、本州の日本海側
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1回3出 |
7cm×5cm
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粗い鋸歯または浅い羽状
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50cm
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セリバオウレン
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本州、四国 |
2回3出 |
5cm×3cm |
羽状中~深裂または3裂
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40cm
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| コセリバオウレン |
本州、四国、太平洋側
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3回3出
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2.5cm×3cm |
羽状に深裂する
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15-30cm
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変種に区分しない見方がある(オウレンとする)。
広島県植物誌に書かれているように、大部分はセリバオウレンと思われる。
新牧野図鑑のf.674(オウレン)は1回3出複葉で小葉は粗い鋸歯、f.675(セリバオウレン)
は2回3出複葉に描かれている。原色図鑑中のPL.49-420の図は小葉の切れ込みが深い1回3出複葉にも、
(新牧野図鑑のf.675のような)2回3出複葉にも見える。これを、葉の裏面から見ると、
節の部分がややふくらんでいるので、その数によって回数を判断すると良い。
オウレン Coptis japonica (Thunb.) Makino (広義のオウレン)
広島県植物誌 p.154; 野の草 t.3; 広島野草1 p.37; 海山博物 p.12; 山野草春 p.46;北広島町 p.185;
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キクバオウレン Coptis japonica (Thunb.) Makino var.
anemonifolia (Seibold & Zucc.) H.Ohba
- Coptis japonica (Thunb.) Makino var. dissecta (Yatabe) Nakai ex Satake
- Coptis japonica (Thunb.) Makino (新牧野図鑑、原色図鑑中、野生植物Ⅱ)
北海道南部、兵庫県以東の本州日本海側の冷温帯・暖温帯に分布する多年草、日本固有種。
広島県:典型的なキクバオウレンを見ていない。
セリバオウレン Coptis japonica (Thunb.) Makino var.
major (Miq.) Satake
- Coptis japonica (Thunb.) Makino var. dissecta (Yatabe) Nakai (新牧野図鑑、野生植物Ⅱ)
本州、四国の冷温帯・暖温帯に分布する多年草、日本固有種。
広島県:各地のスギ林内、林縁に生育し、3~4月に咲く。
植物図選Ⅰ-41; 広島野草2 p.38; 山野草春 p.46;
バイカオウレン Coptis quinquefolia Miq.
福島県以南の本州の亜高山帯から暖温帯に分布する多年草、日本固有種。
広島県:渓谷沿いの林内、林縁に生育し、4月頃に咲く。
広島県植物誌 p.154; 植物図選Ⅰ-45; 山野草春 p.47;
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