ナギ属 Nageia (マキ科-1)

 マキ科 Podocarpaceae は世界に20属、約190種が知られ、日本には、Nageia属1種、Podocarpus属1種が自生する。
 日本植物分類学会(1990)による「植物科名の標準和名」では「マキ科」となっているが、マキという和名は Podocarpus だけを指すのではなく、コウヤマキ(ホンマキ)を含めるので誤解を生じやすい。そのため、「イヌマキ科」とされることも多い。


ナギ Nageia nagi (Thunb.) Kuntze
= Podocarpus nagi (Thunb.) Zoll. & Mor. ex Zoll.
= Podocarpus nagi (Thunb.) Makino
和歌山県、山口県、四国、九州、南西諸島、及び台湾、中国の暖温帯・亜熱帯に分布する、雌雄異花同株の常緑高木。
広島県:沿岸部、島嶼部に植栽され、ときに逸出する。6月頃咲き、晩秋に熟す
広島県植物誌 p.84;東城町植物誌 p.72;広島外来 p.9;呉市目録 p.19; 広島県の植物図鑑へ

雄花序をつけたナギ
雄花序をつけたナギ

ナギ種子
種子をつけたナギ

ナギ実生
林床のナギの実生とヒノキの実生。落下したばかりのナギの種子も見える。
ナギは耐陰性が極めて高いため、本種の樹下は暗くなり他の植物がほとんど生育できなくなる



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